これから「中小企業のための資金繰り表作成講座」を始めます。不定期連載ですから、時々見に来てください。
まず開講に先立ちまして「資金繰り」とは何か?ということを定義しておきたいと思います。中小企業庁のサイトに行ってみてください。
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/kaikei/kaikei_tool.html
ここには「会計ツール集」があり、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書と並んで「資金繰り表」の様式例があります。
他にも金融機関のサイトをみると様々な「資金繰り表」の様式があります。貸借対照表や損益計算書には会社法規則などのルールがあります。
「資金繰り表」には特にルールはありません。
続きを読む "中小企業のための「資金繰り表」講座 (1) はじめに" »
「資金」とは支払に使えるもの
話しの展開の都合上、資金繰り表の「資金」とは何か?というところからスタートします。そうとう脱線しそうな予感。
資金とは「お金」のことです。当たり前すぎますが、実は、そう簡単でもないということが今回のテーマです。お金とは「貨幣」のことですが、
貨幣の機能は学者の分類でも諸説ありそうですが、とりあえず、誰でも納得しそうな説では(1)価値の尺度、(2)支払手段(3)
富の蓄積手段です。(1)はビール1本200円というようにモノの価値を表現する機能(価格といいます)、(2)は、
支払に使う=債務が消滅する機能、(3)いうまでもなく富を蓄積する手段というわけです。現在の私たちの常識では、
特に区分する必要はないのかもしれません。ここで、あえてこのようなことに触れたのは資金繰り表を作成する上での「資金」とは(2)
支払手段としての貨幣です。
したがって、資金繰り表では「支払に使えるモノ」=債務を消滅させる力のあるモノが資金であり、資金繰り表の作成目的によって「資金」
の範囲が違ってくるということです。
続きを読む "中小企業のための「資金繰り表」講座 (2)資金とは" »
まずは道具(ツール)の話
資金繰り表を作るといってもアタマの中だけで間に合う人は、ほとんどいません。どうしてもツールが必要です。一番手っ取り早いところで、
紙と鉛筆、電卓。あっ、そうそう、ボールペンはだめです。なぜかというと、資金繰り予定表は「未来」の数字を扱いますから「予定」
は残念ながら、その通りいかないことが多いのです。だがら、どうしても消しては書いて、再計算ということになります。
電子の紙を使いましょう
書いては消し、書いては消し、しかも、その都度再計算ということになると、やはり、本物の紙より電子の紙のほうが便利だ、
ということはいうまでもありません。そこで、思いつくのが表計算ソフトです。1回目で紹介した中小企業庁のサイトでも、
銀行等のサイトでもEXCELのシートです。
しかし、これで資金繰り表ができるかというと、
そうでないことは、実際に作成してみるとすぐに分かります。中小企業庁の「資金繰り表」をみてみましょう。「売掛金回収」
という項目があります。この書式だと「予算」と「実績」を対比する形式です。言うまでもなく売掛金回収は「収入」です。ここで問題は「予算」
です。今月分の「売掛回収」は、すでに請求したもの「債権」として確定してものですから「予定」することができます。しかし、
この金額を計算するには、請求実績から今月入金予定のものを選択して合計するという作業が必要です。翌月はどうでしょう。
翌月分もだいたい同じですでに請求済みのものかもしれません。これも同様の作業をしないとたった一つのセルを埋めることができません。
さらに難題が待ち受けています。翌々月分はどうでしょう。引き合いがあり、見積をだしているものもあるでしょう。過去の実績から、
来月にはこのくらい売れると「予測」できるものもあるでしょう。ここの数字を決めないと翌月や翌々月
(未確定要素があるという点では今月末ですら)の資金繰り予定表は作成できないと言うことになります。
表計算ソフトを使えば、セルに数字を埋めさえすれば結果は計算してくれます。その点では紙と鉛筆よりはるかに便利ですが、
計算のためのセルを埋めるにはどうしたらよいか?入れるデータをどうしたらいいかわからない。
これをできるだけ手間をかけずにやってしまおうというのが本講座のテーマです。
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「中小企業のための資金繰り表講座」NO3
税理士 阿部隆幸
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10月19税理士会川口支部で会員対象のGroove研修会を行った。
参加者は20名ほどで、
講師は川口支部大谷情報システム部長と浦和税理士法人松波竜太氏それに私。前半はGrooveで何ができるかということを税理士事務所に合わせた自作パワーポイントで大谷部長が解説。
後半は実際にGrooveを使ったやりとりを松波氏と私で
「実演」。このソフトだけは「来て、見て、さわって」でないとイメージがわかない。
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税理士事務所というところは、規模のワリにプリンターの使用量が多いのではないだろうか。この印刷コストがバカにならない。
長い間モノクロレーザーを主に、カラーはインクジェットという体制できたが、友人の斎藤税理士に教えてもらい、
またまた友人の中臣税理士にめんどうをみてもらって、インクジェットのバルク連続供給というやつに変えた。
これ
ちなみにプリンタはHP
使い始めて3日だが、
結論。これはいいですね。税理士事務所などは絶対におすすめ。カタログなどを自作する方もおすすめ。
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