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収支管理・予測 アーカイブ

2007年01月31日

経理ナビで資金管理(販売ソフトを使っている場合)

販売管理ソフトなどを使っており場合「社長の経理ナビ」の請求書は使わないという場合もある。 販売管理で在庫管理までやっている場合社長の経理ナビの請求書機能では確かに間に合わない。しかし、この場合でも収支管理ソフト、 資金繰り予測ソフトとして使うことができる。このソフトは請求書の作成、保存機能が欲しい人にとっては、まず請求書ソフトであり、二次的 (ついでにというか自動的に)に回収予定や資金収支予測に使えるということになるが、 使用目的が収支管理であれば逆に請求書機能は付録である。

今回は販売管理ソフト等を使っている場合を考えてみる。この場合に利用目的は「収支管理」と「資金予測」である。 請求書は別個に作成され発行されていいるのであるから、この場合は、請求書の発行データを入力すればよい。その項目は「相手先」「請求日」 「金額」「回収予定日」である。入力方法は取引カレンダーの請求日をクリックして「売上・回収取引の入力」で入れるか「取引一覧表」 から新規取引を選んで登録する。その他にも「収支予定表」から「実績」を選んで入力する方法もある。これで「売掛金の発生」(請求)と、 「売掛金の消滅」(回収)という二本の取引が登録され収支予定表で収支の計算が行われる。

取引先が多数あり、個別の回収管理は不要という場合もあろう。この場合は売掛債権を回収期日別にグルーピングして管理するという方法もある。 この場合は「得意先名」を「翌月末入金売上」とか「翌々月10日入金売上」 という名称を作成してしまえばよい。これで個別に入力する必要はなくなる。

 

2007年03月06日

予定、予測、予想

社長の経理ナビには「収支予定表」がある。というより、これがこのソフトの目的であり中心かもしれない。また「収支予測グラフ」 というものもある。「予定」「予測」これ以外にも「予想」という言葉がある。いずれも現在からみて将来の事柄だ。 気になって念のため辞書をみる。「予」は、前もって、という意味。後は字の通りである。予定=前もって定める、予測=前もって推しはかる、 予想=前もって見当をつける。同じ将来のことでも予定、予測、予想の順番に確度が高いようだ。

これらが厳密に実務の世界で使い分けられているのか私には知識がない。「予定」ということを考えてみる。商品を納品し(相手の検収も済み) 請求書を出したということは、債権の確定である。通常の会計ではこれを売掛金の発生ととらえ、債権の確定と認識する。しかし、 資金収支という点でみたらどうなるだろう。これが現実に回収されるまでは「予定」である。債務についても同様だ。実務では「資金繰り予定表」 と呼ばれるものがあり、金融機関などから作成や提出を求められることがある。月末や翌月までの予定表なら「予定」 だが半年やそれ以上となると、まだ発生していない債権の回収予定や支払いまで記入することになる。言葉にこだわれば、これは「予定」 ではなく「予測」か「予想」であろう。しかし「予想」はどうも「はずれそう」なことを連想して、具合が悪いのか「予定表」という。

話を本題に戻す。資金繰り予定表の予定は債権が確定していなくても順当に推移すれば発生し回収されるであろうものを記入する。予定表は、 名前は「予定表」でもその実態は「予定」と「予測」が同一のカテゴリで混在している。ところが、である「社長の経理ナビ」の収支予定表は 「予定」と「予測」がきちんと区別されているのである。これは驚きだ。一見、表計算ソフトのセルのようだが、 同一のセルに二重に数値を保持しており、チェックのオン、オフでこれが切り替えられ、収支(すなわち差額)が自動計算される。(続く)

 

2007年03月07日

予定、予測、予想(続き)

続き

次に支払いついて考える。金銭債務が発生し将来において金銭給付(すなわち支払い)をしなければならない原因の多くは契約による。 この契約は実務では大きく三つに大別できる(全くの私見で学者などの意見ではありません)。

1番目が商品、 サービスの提供の対価であり、日本特有(?)の、〆という慣行によって、支払日が決まっているものである。 会計上は仕入などの相手勘定で買掛金勘定がこのグループの代表だ。

2番目が家賃や金銭消費貸借 (借入金)やリース契約のように、過去に結んだ契約により金銭の支払日も、金額も決まっているもの。 会計上の勘定科目では地代家賃、借入金、支払利息、リース料などである。

3番目が電気料、 電話料などのグループである。このグループは2番目と同様であるが、 金額が変動する。

将来の金銭給付をこの三つのグループに分けて考えることが、社長の経理ナビを設定する場合のポイントである。収支予定とは、残高 (今いくらある)、と入金予定、出金予定を一つにまとめたものである。したがって、入りと同列に出も考えなければならない。この「出」 の主なものは上記の3グループのいずれかである。

予定、予測、予想という話に戻ると第1グループは納品書が届くたびに支払いの 「予測」が可能であり請求書が届けば、それは「予定」として確定する。第2のグループは、 契約を結んだ時点で、その契約の終わりまで予定が確定する。第3のグループは実績や、 操業予定などから、かなり将来まで予測が可能である。これを収支予定表に登録すれば収支予定表の重要な三つの構成項目である 「出」の設定ができる。

しかし、収支予定表はこれだけではない。続く

 

2007年09月20日

決算書を読む立場と作る立場-財務3表一体理解法

資金繰りと収支予定表の話しを書く予定あったが、少し回り道。「財務3表一体理解法」という本が売れているらしい。 私も新聞の書評で読んで2ヶ月ほど前に購入した。内容は分かりやすく確かにサブタイトル通り簿記の知識がなくとも決算書ががよく分かる。 財務3表とはいうまでもなく貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書のことである。

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